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子供が川崎病にかかり入院していました

育児

すでに退院し後遺症もみられず元気になっていますが、先月、2歳の息子が川崎病にかかって2週間ほど入院していました。記録として書いておこうと思います。

患者と家族のための川崎病Q&A

患者と家族のための川崎病Q&A

川崎病とは

川崎病という病気自体、息子がかかるまで知りませんでした(妻は知っていたようです)。
詳細は川崎病 - Wikipediaを見るのがよいと思いますが、簡単に説明すると、全身の血管が炎症を起こし、手足が赤く腫れ、高熱が続く病気です。怖いのは炎症の後遺症で心臓に血栓や冠動脈瘤などの後遺症が残ることです。最悪のケースでは生命の危険もある病気です。子供に多く年間に約6000人が発症しているそうですが、原因はまだはっきりしていない病気だそうです。
あとになって知人に話をしてみた感じでは、そうかかる病気ではないが、かかった子なら知っている、というくらいには一般的な病気のようです。六人部屋の同じ病室にも川崎病の子が二人いました。

発症

発症したのは、GWの終わりごろで、最初に全身に発疹があらわれました。かかりつけの医院では、はしかの様子ではないし、何かアレルギーか感染症ではないかということで、抗生剤を処方されました。
翌日になると、発疹も収まらず熱が徐々に上がってきました。夜には40度近くまで上がり、ひきつけをおこしたため、急いで区の夜間診療所に連れて行ったところ、川崎病の疑いがあるということで近くの大きな病院を紹介されました。この時点で熱は42度まであがっており、子供もかなりぐったりしていました。
病院の救急診療に連れて行くと、症状が悪かったためかすぐに診察してもらうことができました。血液検査の結果、血液の炎症をあらわす数値が高くなっているとのことで、そのまま入院になりました。血液検査の結果をまつ間は気が気ではなかったですし、入院までの展開の早さに驚きました。。
すでに深夜0時くらいだったのですが、当直の先生から病気の説明と治療方針の説明を受け、その日は子供を病室において帰宅しました。川崎病の治療には、免疫グロブリンという血液製剤を投与するのが一般的なためその同意書を渡されました。
自分自身いままで入院したことがなかったので、子供がいきなり入院するという事態に、かなりショックを受けたのを覚えています。

入院中

川崎病には、6つの代表的な症状があり、その5つ以上を満たすと川崎病と診断され治療が行われます。今回は、なかなか症状が出揃わずに川崎病の診断ができなかったのですが、入院から2日後に、熱が再び40度まで上がったので、不全型川崎病ということでガンマグロブリンの点滴が始まりました。ガンマグロブリンは丸二日かけて点滴します。できれば血液製剤は使わずにすんで欲しかったというのが正直なところですが、高熱が続くほど後遺症のリスクが高くなるということなので、やむを得ないと思います。また血栓ができるのを防ぐために、以後、アスピリンを服用し続けます。

ガンマグロブリンを投与しはじめると熱は37度台までさがってきました。そのまま熱が下がりきれば1週間ほどで退院することができたのですが、再び38度台まで上昇してきたため、ステロイドパルス療法というステロイド剤を点滴する治療を受けました。その後も、37度後半の熱がダラダラと続いたため、退院が長引いでしまいました。
日中は平熱に戻り、夜になると熱があがるのの繰り返しで、いつになったら退院できるか見通しが立たない状況が続きました。

退院

微熱が続いたは結局原因はわかりませんでしたが、、入院から2週間を超えたあたりで、平熱に戻ったため退院できました。ただし、退院後も後遺症を防ぐためのアスピリンの服用と、定期的な心エコーによる検査が必要になります。
初回の検査は退院から約1週間後だったのですが、心エコーでみると心臓の血管が少し拡張していることがわかりました。念のため、2週間後だった次の検査を翌週に前倒しで受けることになりました。幸いその検査では血管に異常は見られませんでした。入眠剤で眠らせてから検査をするのですが、なかなか薬が効かず寝かせるまで2時間くらいかかて大変でした。。

また、初回の検査後にアスピリンの副作用か全身に発疹が現れたため、別の薬に変えることになりました。川崎病が再発したのかと心配しましたが、、。入院中から服用していたのですが、2週間くらい経ってから副作用が出ることが多いそうです。

退院後も1週間くらいは保育園を休ませていたので、最近になってやっと一段落着いたのですが、入院中はほぼ病院に行っていたので結構しんどかったです。。今思うとあっという間でしたが、退院するまでは長かったです。しかも、2歳児を2週間以上もベッドの上だけで生活させるというのは、かわいそうでで泣けました。。今後も中学に入るくらいまでは年一回の検査が必要ですが、ひとまず後遺症も見られずホッとしているところです。

時系列

1日目
発疹がではじめる。熱は微熱程度

2日目
熱が42度まで上がる → 入院

3日目
川崎病の症状が出揃わないので様子を見る

4日目
再び熱が40度まで上がったのでガンマグロブリンを投与

6日目
熱は平熱に戻る

10日目
熱が再度上がってきたのでステロイドパルス療法を開始

18日目
退院

22日目
初回検査: 心臓の血管に拡張がみつかる

24日目
アスピリンの副作用で全身に発疹がでる→薬を変更

26日目
2回目の検査: 心臓の血管は元の状態にもどる