EC2 API Toolsのインストール
EC2をコマンドラインで管理するためのEC2 API Toolsのインストール手順のメモです。
事前準備
AWSのサイトでX.509 証明書を取得しておきます。
-
- cert-XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX.pem
- pk-XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX.pem
Windows
Javaについてはあらかじめインストールしておきます。Amazon EC2 API Toolsを以下のURLからダウンロードして展開します。
Amazon EC2 API Tools : Developer Tools : Amazon Web Services
展開したフォルダ(ec2-api-tools-X.X.X.X)を適当な場所(C:\ec2-api-tools-X.X.X.X など)にコピーします。
以下の環境変数を設定します。環境変数に設定している値は、各コマンドの引数として与えることもできます。
変数名 | 値 |
---|---|
EC2_HOME | C:\ec2-api-tools-X.X.X.X |
PATH | EC2_HOME\binを追加 |
EC2_CERT | 取得したcert-XXXX.pemのパス |
EC2_PRIVATE_KEY | 取得したpk-XXXX.pemのパス |
以下のコマンドを実行して動作を確認します。リージョン一覧が表示されます。
C:\Users\xxx> ec2-describe-regions
REGION eu-west-1 ec2.eu-west-1.amazonaws.com
REGION us-east-1 ec2.us-east-1.amazonaws.com
REGION ap-northeast-1 ec2.ap-northeast-1.amazonaws.com
REGION us-west-1 ec2.us-west-1.amazonaws.com
REGION ap-southeast-1 ec2.ap-southeast-1.amazonaws.com
使用するリージョンのエンドポイントURLを環境変数に設定します。
変数名 | 値 | |
---|---|---|
EC2_URL | https://ec2.ap-northeast-1.amazonaws.com |
以下のコマンドを実行してインスタンスの一覧が表示されることを確認します。
C:\Users\xxx> ec2-describe-instances
Linux(Ubuntu)
Ubuntuでもインストールしてみました。aptコマンドでインストールできますが、バージョンが1.3なので少し古いです。JDKもインストールされます。
sudo apt-get install ec2-api-tools
環境変数を設定します。.bashrcに以下の記述を追加します。
# ec2 export EC2_PRIVATE_KEY=$HOME/aws/pk-XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX.pem export EC2_CERT=$HOME/aws/cert-XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX.pem export EC2_URL=https://ec2.ap-northeast-1.amazonaws.com export JAVA_HOME=/usr/lib/jvm/java-6-openjdk/
以下のコマンドを実行してインスタンスの一覧が表示されることを確認します。
$ ec2-describe-instances