Google Developer Day2008
一昨日はGoogle Developer Day2008に参加してきました!はじめてGoogleのイベントに参加したのですが、Javaやデブサミとはまた違った雰囲気ですごく刺激になりました。
基調講演の途中から参加して、以下のセッションを聞いてきました。昼休みがないのでAndroidのセッションは外で昼食を食べて途中から。
- Google App Engine
- OpenSocial
- Android アプリケーションの構築 (基礎編)
- Google Gears から Gears へ
- Google AJAX API を活用した、進化したガジェットと UI (ユーザーインターフェース)の開発
- Google Web Toolkit と AJAX
いろいろ聞いてますが、とりあえずお目当てだったGoogle App EngineとGWTのセッションのメモです。基本的な情報は割愛してます。
Google App Engine
- アップエンジンと読む
- DjangoもOK
- JOIN不可
- 今後の機能追加
- Offline processing(バッチ処理的なもの)
- 近日中に他の言語への対応を発表する予定
- Q&A
このセッションが一番刺激をうけました。SDKが充実しててサーバへのアップロードもワンクリック。Pythonまったく使ったことなくても試してみたくなりました。個人的にはJavaをサポートして欲しいですけど、スクリプト言語からでしょうか。
Google Web Toolkit と AJAX
- グウィットと読む。
- 使われるWidgetのみブラウザでロードするようなコードにコンパイルしている
- ブラウザ毎にもっともパフォーマンスのよいJavaScriptのコードにコンパイルされる(例.innerTextとtextContent)
- デモ(KitchenSink、Lombardi Blueprint)
- Googleのサービスでも使っている(Checkout, Health, MashupEditor, AdWord )
- 1.5 RCの話はさわりのみ。
- 今後の機能追加
- Out-of-process Hosted Mode(実ブラウザでのデバッグ?)
- Widgetのi18n対応の強化
- Eclipse Plugin
- JavaScript API export ??
- Q&A
デベロッパーソーシャルトークで、GWTのセッションを担当されたオーストラリアのAdam Schuckさんとお話させていただきました。悲しいかな、私の英語の問題でいまひとつ話がかみ合いませんでしたが。。英会話の勉強が必要です。
- セッションではRPCについてはあまり触れていなかったが、サーバとの通信はGWTのRPCを使う方がいいのか?それともいっそJSONにしてしまった方がいいの?
- 日本ではGWTの発表後はちょっと話題になったけど、最近はいまいち下火になっているように感じるが?
- → そのために僕がここに来ているよ(笑)。それに世界的にはそんなことないよ。大規模なアプリケーションの開発には時間がかかるし。
- Google社内ではどうなの?
- → セッションでも発表しているように(そうですね。ゴメンナサイ)、Googleの収入をささえるAdWordとかどんどん適用しているよ。
- Googleだとサーバ側の言語もいろいろあるし、必ずしもGWTがいいわけじゃないのでは?
- → 僕はJavaだよ!
- 日本にGWTのエキスパートはいないの?
- → まだいない(日本のGoogleにいたら紹介してほしいというつもりだったのですが..)
- GWTはGoogleのサービスとか関係なく業務アプリとかにも使えるからいいね(あまり伝わらなかった模様...)
1.5RCの話とかもっと聞きたいことがあったのですが、いっぱいっぱいになってしまいました。
その他
お土産のTシャツは早速、部屋着として使わせていただきました。めずらしくジャストサイズ。