TestLink使ってます

先日、テスト仕様管理ツールTestLinkをインストールしてちょこちょこと使っています。いくつかテストケースを書いていて思ったことです。TestLinkではステップ(手順)と期待結果を別々のテキストフィールドに書いていくのですが、Excelに比べるとこのステップではこの結果が出てほしいという対応付けがしづらいように感じました。これは、HTMLが使えるので段落とかレイアウトの工夫次第ですが。

それと、Seleniumで書いてあるテストをどう管理しようかと悩んでいます。Seleniumでは機能としては動作すると確認できますが、見た目や表示の崩れなどは完全にはチェックしきれないので最終的には人間が確認する必要があります。JUnitのテストケースを見てわからない人が作業するかもしれないので、普通の文章でも残しておきたいのですが、二重に管理したくないです。ただし、完全にSeleniumで実行するのと同じテストをする必要もないかもしれません。

Javaソースからテストケースを作成するツール-JAVAソースからテストケースを作成するツール-PukiWiki - TEF有志によるTestLink日本語化プロジェクト
こういうツールもあ、テストメソッドのJavadocに必要な情報を書いておくとTestLinkにインポートできるXMLを生成してくれます。Seleniumのテストケースだとテストメソッドにすべてのステップを書くのは大変ですし結局メンテナンスしなくなりそうです。selenium.open()とかassert〜()に書いたコメントを拾ってテストケースが生成できると便利なんですが。

TestLink自体のテストを管理するTestLink(guestで入れます)を見てみると、Seleniumのテストケース(HTML)にリンクを貼ってありました。さしあたってはこれが現実的でしょうかか。

あとは、Seleniumが実行されるのを目で見てるとか(実行速度を落として)。

ところで、文章で作業手順を書くと、つい、「検索結果が正しいことを確認するとか」の様な表現を使ってしまってダメダメなのですが、Seleniumだと厳密に書かざるをえないです。テストデータの投入なんかもsetUp()に書いておけばよいので、手作業に比べるとかなり楽で、Selenium(とJUnit)のありがたさを再認識しました。