名前付きインスタンスへの接続

JDBCドライバからTCP/IPSQL Serverの既定のインスタンスに接続する場合にはポートのデフォルトで1433ですが、名前付きインスタンスが使用するポートはデフォルトでは動的に決定されます。どのポートが使用されているかは、構成マネージャやストアドで確認できるようです。ポートを固定することもできるようです。
http://support.microsoft.com/kb/823938/ja:title=SQL Server のインスタンスが特定の TCP ポートまたは動的なポートで受信待ちするように構成する方法
動的なポート割り当ての場合でポート番号を指定せずに名前付きインスタンスに接続するには、"SQL Server Browser"というサービスにポート番号を教えてもらうようです。Management StuidoやJDBCドライバが勝手にやってくれるので、それはそれで便利だと思うのですが、JDBCドライバのマニュアルには、

最適な接続パフォーマンスのために、名前付きインスタンスに接続するときは portNumber を設定します。こうすることにより、ポート番号を決定するためのサーバーへのラウンド トリップが回避されます。portNumber および instanceName の両方が使用されている場合、portNumber が優先され、instanceName は無視されます。

との記載もあり、どの程度パフォーマンスに影響があるのか気になるところです。

面倒なので無理して名前付きインスタンスを使う必要もないかなと思ってきます。