SQL Server2005 Express Editionをコマンドラインからのセットアップする
セットアップ時のオプションを指定してコマンドラインからのセットアップする方法。
コマンド プロンプトから SQL Server 2005 をインストールする方法
必要な情報は、ほとんどここにあります。
セットアップファイルの展開
SQLEXPR_ADV_JPN.EXEを実行すると、自動的にセットアップファイルを展開してセットアップ完了後にそれらを削除するようになっています。まず、コマンドラインから"-x"オプションをつけてSQLEXPR_ADV_JPN.EXEを実行してセットアップファイルを展開します(展開先を聞かれます)。
コマンドラインからのセットアップ
オプションを指定するには、以下のどちらかが可能です。
- 引数で指定する
- "/settings"スイッチをつけてiniファイルを指定する
iniファイルについては、展開したセットアップファイルにテンプレート(template.ini)があります。ただこれを編集して使ったところ、セットアップ実行中にエラーが出てしまったので、今回はコマンドラインの引数で指定しました。指定したオプションは以下のような感じにしました。
setup.exe /qb INSTANCENAME=インスタンス名 SECURITYMODE=SQL SAPWD=SAパスワード DISABLENETWORKPROTOCOLS=2 ADDLOCAL=All
- INSTANCENAME:インスタンス名(既定のインスタンスは"MSSQLSERVER")
- "SECURITYMODE=SQL"で混合認証モード
- SAPWD:SAパスワード
- DISABLENETWORKPROTOCOLS:ネットワークプロトコルの設定
- ADDLOCAL:インストールするコンポーネント
"/qn"スイッチをつけるとダイアログ等のUIが表示されなくなります。基本的なダイアログのみ表示する場合には"/qb"をつけます。